『聖黒の龍と火薬の儀式〈パウダーキス〉』は北元あきのによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はしらび。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
精霊に呪われ龍化に蝕まれる魔法使いの朝霧圭は解呪の手掛かりを求め、魂を宿して異能を放つ"アンティーク"を回収するハンターとしてアジア各地を駆けていた。学園都市に戻った圭はある日、常に人の姿を保つ特異なアンティークである金髪の少女ヴィクトリアと同棲することになる。圭の龍化は、ヴィクトリアから定期的にマギを吸われることで抑止された。その方法は...キス!?そして同時に、手段を選ばないコレクターたちから狙われ続けるレア・アンティークのヴィクトリアを守るため、圭の命がけの戦いがはじまる-!魔法×銃のファイア・アクション開幕!!
アンティークハンターの圭は姉の明からアイリスという少女の保護を頼まれる。スパイとして"博物館"に潜入していたが露見して追われる身だというアイリスは明から「圭に妹として可愛がってもらいなさい」と吹き込まれていたらしく、圭に密着してくる。圭は契約する銃のアンティークのヴィクトリアとの間に挟まれ、また悩みの種が増えたと嘆息する。同じころ、燈子は"博物館"との交渉の席で自らの命を対価とする取引に臨んでいた。その取引条件が「アイリスの引渡し」と知った圭は-!?絢爛・猥雑入り乱れる街を疾走する魔法×銃のファイア・アクション第二弾!!