『竜王女は天に舞う』は北元あきのによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は近衛乙嗣。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は5巻
魔術士養成学校に通うシグは、学校から盗み出された「あるもの」をとり戻すため、チームメイトのロッテと飛行船に乗り込む。他のメンバーと合流し、犯人をとらえたシグたちが見つけ出した「あるもの」は、古い棺だった。シグがその蓋に刻まれた古い言葉を詠唱した途端、棺の中から一糸まとわぬ怜悧な美少女が現れた。彼女は、魔術によって七人に分割されたリンドブルムの一人、竜王女ルノアだった!シグはルノアとの契約により、伝説の叡智を求める戦い・ヴァルハス舞踏会に巻き込まれていく。交差する魔術と陰謀と恋心。新人賞"佳作"受賞の蒼天世界ファンタジー、開幕。
ヒューゴとエリーゼを相手に公共安全委員会庁舎で一戦交えたあと、ルノアとリラは気を失ったシグを連れて地下水路に逃げ込んだ。意識を取り戻したシグの提案により、公安委員と対立する組織である、"竜の箱庭"の大図書館に逃げ込むことにした三人。だが、シグが追っ手に捕らえられてしまい...。竜王女たちそれぞれの想いはどこに届くのか?そして、リンドブルムの叡智をめぐる戦い・ヴァルハラ舞踏会の結末は!?交錯する魔術と陰謀と恋心は、加速する運命に導かれ、やがて収束の時を迎える-。どこまでも続く蒼色の空に描かれる蒼天世界ファンタジー、クライマックスの第5弾。