『魔術の流儀の血風禄』は北元 あきのによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はPOKImari。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
戦争末期の壮大な魔術実験の結果、世界でもっとも魔術師たちが跳梁跋扈する楽園――マギウス・ヘイヴンとなった東京。その治安を守るために作られた、特別高等魔術警察の警察官――すなわち特高魔術師たちは、魔術師が起こす事件や犯罪に日々立ち向かっている。特高魔術師のひとり・綾瀬覚馬は、まだ高校生でありながら、〈人斬り覚馬〉の異名をもつ凄腕の魔術師として活動していた。そんな中、北米系の魔術師ギルドから、アッシュという少女が人材交流としてやってくる。覚馬やその同僚の少女・穂積たちと、なごやかな日常生活を送るアッシュ。だが、おりしも街に連続魔術師殺し事件が起きる。そして、その犯人の姿は、アッシュに酷似していて......!?