『丸鍋ねこ』(まるなべねこ)は、七位連一による日本のライトノベル。イラストはぱこが担当。MF文庫J(メディアファクトリー)より2008年8月から2009年1月まで全3巻が刊行。
絶対に笑わないどころか怒ったり泣いたりもしない、完全無感情なクラスメイトの隠れ美少女・丸鍋ねこ。お調子者の春田陸は、難攻不落の要塞とあだ名されるねこをなんとか笑わせてみようとあの手この手のアホ作戦を計画し、不屈の投資で何度も彼女にアタックしてみせる。しかし丸鍋ねこにはもう一つ、災いと噂される、近付く者に次々と降りかかる不可思議な現象が付きまとっていて……?
毎度お騒がせの黄金橋学園は秋の体育祭。ところがリクの姿が見えず、心配したねこはリクを捜しにいくのだが、たどりついたのは成田先生のごひいきホストクラブ。リクは成田に軟禁されていたのだ。二人で脱出して体育祭に舞い戻るが、相変わらずのリクは体育祭もジャックしようと、「赤組」「白組」に続く第三勢力「春組」をでっち上げ、優勝しようと目論むのだった。またしても余計なことに巻き込まれるひょうとチカ。ねこを狙うカミラとハインツも交えて大混戦の体育祭の行方は...!?無駄な排気量で暴走する大馬鹿コメディ、ハードに体育祭へ突入。