『極楽に至る忌門』は芦花公園による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
四国の山奥にある小さな村には、昔から大切に祀られている石仏がある。東京から帰省する友人に付き添う隼人は、バスの中から異様な空気を感じていた。祖母の「頷き仏を近づけた」という言葉を聞くやいなや挙動不審になった友人は、その夜失踪する。そして隼人は悪夢に囚われていくー連綿と伝わる儀式とわらべ歌、3つの捧げ物、猿神信仰。最強の拝み屋・物部斉清も阻止できなかった土地の因縁と禍々しい怪異に戦慄する物語。