『無限の回廊』は芦花公園による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
「まだ?」と声が聞こえるたび、佐々木るみはそっと目を開いて、絶望に囚われるーー。最強の拝み屋・物部斉清が死んだ。心霊案件を取り扱う事務所の所長である彼女は、不妊に悩む依頼人が連れてきたおぞましい怪異を止めきれず、物部を巻き込んでしまったのだ。頼る者がいない中、るみは自らの中に巣食う獰猛で最凶の敵に立ち向かうこと になる。次々と開く扉の中で待ち受けるのは、はてなき悪夢と深淵。シリーズ最大の衝撃作! 目次 第一章 目的論的証明 第二章 本体論的証明 第三章 道徳論的証明 第四章 宇宙論的証明 終 章 真理