『SOUL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』は内藤 了による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
丸山勇と万羽福子が正式メンバーとなり、新体制となった特捜地域潜入班。 彼らの元に新たに舞い込んだ調査依頼は、東京拘置所の教誨師を務める住職からのものだった。 強盗致死はじめ、4人の殺害の罪で収監された死刑囚・西口治が、新たな殺人を自白したという。 しかし、千に一つも真実を言わないことで有名な受刑者であるため、誰もまともに取り合ってくれない。 そこで、潜入班の力を借りたいと言うのだ。 近い将来死刑が確定している西口に、反省の色は皆無。 これ以上の罪を暴く必要はあるのか? この捜査は一体誰を救うというのか? 嘘に塗り固められた西口の人生。さらに浮かび上がる、凶悪殺人の数々。 彼の魂は、救われるべきなのか。 迷いの中で、清花たちは彼の人生への”潜入”を決意。 東京拘置所の面会室で、凶悪殺人犯との心理戦が幕を開けるーー。 大人気警察小説シリーズ、感涙の第7巻! プロローグ 第一章 新生・地域潜入捜査班 第二章 想定外の潜入先 第三章 死刑囚・西口治 第四章 幽霊の話 第五章 千一の嘘の嘘 エピローグ