『夢探偵フロイト 邪神が売る殺意』は内藤 了による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はsho5。「小学館文庫キャラブン!」(小学館)から発売。
ネットで夢を売る「夢売り」の正体を追う! 私立未来世紀大学。就職活動に出遅れた4年生の城崎あかねは、面接に落ちまくり、意気消沈ぎみの毎日を送っている。そんな折、夢科学研究所のホームページに、「夢が売られている」という情報が入る。調べてみると、ネットフリマアプリ「アボカド」で、『夢売り』なる人物が夢を販売しているようだ。売り手が買い手にどうやって夢を見せるのか、興味を惹かれたフロイト教授は、実際に夢を買ってみようと提案。身分を隠して、あかねが吉夢、フロイトが凶夢を購入する。そして待望の夢が届くが、それは全く予想もしていなかった恐ろしいものだった。ネット上から忽然と姿を消す『夢売り』、夢に呑み込まれていくあかね――。一方、『人殺しの夢』を購入した人物は、生々しい殺人の快楽に溺れていた。『夢売り』とは何者なのか? その意図は何なのか?フロイト教授の分析が冴えわたる、人気シリーズ第三弾! 【編集担当からのおすすめ情報】 面接に落ち続けて、自分を見失いつつあるあかね。やりたいことも才能もあるけれど、収入に結びつかないことが悩みのヲタ森。祖父の遺志を継いで、「人を殺す悪夢」の謎にストイックに挑み続けるフロイト。それぞれの思いを抱えつつも、一丸となって事件に立ち向かう夢科学研究所の三人を応援していただけたら幸いです。
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