『恋の話を、しようか』は三上康明による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はオトウフ。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。
地方都市の冬。高校生の桧山ミツルは、予備校で顔も知らない三人の生徒たちと同じ部屋になり-テスト中に停電が起きた。なんでもない、一度きりの偶然のトラブルをきっかけに四人は出逢い、惹かれあっていく。見上げれば灰色の空から雪...。クリスマスイブの夜、神野若葉は言った。「信じていたら、奇跡は起きるんじゃないかって...でもそれを信じていなかったら、もし起きたとしてもそれは...偶然。たった一度だけの悲しい偶然」。一生懸命未来に悩み、精一杯恋をする、十七歳。ノスタルジックな純愛ストーリー。