『殺戮のマトリクスエッジ』は桜井光による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はすみ兵。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は3巻
サイバーパンクアクション始動!! 西暦20XX年。旧東京湾上に建設された次世代型積層都市トーキョー・ルルイエ。 この都市には【恐怖(ホラー)】と呼ばれる都市伝説が存在する。それは電脳ネット上、どこのデータベースにも存在しない、人喰いの化け物どもだ。『ルルイエにおける事故死者と行方不明者の約60%がこの怪物の手によるものだ』そう、噂されている。けれども。所詮はただの噂だ。しかし、小城ソーマはこの噂を信じている。事実、ホラーを目にしているから。彼は、ホラーを殺して都市の路地裏を駆け抜ける。ただ独りで、小城ソーマは、ホラーを狩る。 彼はある晩、ひとりの少女と遭遇する。少女は何かを呟いた後、倒れてしまう。ソーマは少女をなじみの闇医者へと連れていく。面倒にはならない。ささいなことだ......。──けれども、ささいなことでは、なかった。 ライアーソフト「スチームパンクシリーズ」や『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』を手がける桜井光が紡ぎ出す、サイバーパンクアクション!!イラストは『東京レイヴンズ』『死神と少女』等で活躍中のすみ兵!
東京ルルイエ、週末のブラッディ・デート。 旧東京湾上に建設された次世代型積層都市トーキョー・ルルイエ。電脳技術や機械義肢の技術など、あらゆる技術の粋が凝らされたこの都市は、地上最後の楽園(ラストパラダイス)と呼ばれていた......。この街は夢の街。望めば全てが手に入る。――でも、人の心は......?東京ルルイエにそびえる、総合ショッピング施設『ゾス・モール』にデートへと出かけたユノとソーマ。ククリも勿論ついてきて――。電脳社会に疲れた人々を癒す、ネットワーク遮断空間。電脳空間に潜り技術を競い合うアーケードゲーム。そして、天然食材を使用した高級レストランなどなど、3人のデートは緩やかで楽しい時間。だが、彼らは突如として封鎖されたモール内に閉じ込められてしまう。出現する、新たなホラー。悲鳴、絶叫、鮮血。二人は互いに「自分の正体」がばれないように、ホラーを止めるべく奔走する。 なぜホラーは人を襲うのか。ホラーとは何か。ソーマを見つめるククリの瞳は、いつも悲しみに満ちていた。企業複合体の更なる暗部がついに動きだす――!サイバーアクションシリーズ第三弾!!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 桜井光 | イラスト | : | すみ兵 | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2013年10月08日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094514483 | ISBN(3巻) | : | 9784094515145 | 最新刊 | : | 3巻 |
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