『フリック&ブレイク』は牧野圭祐による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はPANDA。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は3巻
日常をブレイクするガジェット・アクション 近未来の日本。高度に情報化され、ウエアラブルデバイスで生活の全ての情報が手に入る未来計画特区・蜂原。通称「ピース・シティ」と呼ばれるその街では、電波の渋滞による怪異「JAM」が人間を呪って殺すという都市伝説的噂が流れていた。主人公・奏矢はある夜、JAMによる怪異に遭遇するが、そこに現れたのは、数世代前のガジェットから光る剣を発生させ、JAMを退治する少女だった。電波に対する感受性を生まれながらに持つ「ニュータイプ」である奏矢たちは、電波発生装置としてのジャンクガジェットを駆使してJAMと戦うバイトをすることに!?安全で快適で健全なはずの街に流布するオカルティックな噂ーーひと癖も二癖もある仲間との怪しいバイトで、奏矢たちがたどり着いた真相は......。この街で必要なのは、システムへの適応(アップデート)か、脱獄(ジェイルブレイク)か。奏矢たちのサヴァイヴが始まる!
「――未来はこの手で掴みます」 高度に発達したウエアラブルデバイスとインターネットが、市民生活に深く根ざしている未来計画特区・蜂原。平和を謳う未来都市では、電波にまつわる怪異「ジャム」の存在がまことしやかに囁かれていた。しかし、ただの都市伝説に過ぎなかった噂が、次々と起こる事件によって徐々に現実味を帯びていくこととなる。 そんな中で、奏矢たち〈視聴覚準備室〉メンバーは街の通信インフラを支配する企業「リンクス」に勤める舞羽の父親・清文の元を訪れ、事の真相を問いただすことになった。この街の真実を知った彼らは事態の収拾へと乗り出す。その一方で、〈白虎〉率いる雫は街の根幹を揺るがすような計画を企てていた。様々な思惑の元、扇動される民衆。悪意が悪意を生む泥沼。膨大な感情や情報が電波に乗り、街を覆いつくそうとしている。戦いの中で選択を迫られる奏矢たち。彼らは各々が戦う理由を導き出そうと苦悩する。 「力を得たことが運命だというなら、未来はこの手で掴みます」 ――待ち受ける未来はユートピアか、ディストピアか。物語はクライマックスへと突き進む。近未来ガジェットアクション第3弾!!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 牧野圭祐 | イラスト | : | PANDA | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2015年01月07日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094515381 | ISBN(3巻) | : | 9784094515961 | 最新刊 | : | 3巻 |
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