『白いドレスと紅い月がとけあう夜に』は水鏡月 聖による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は古弥月。「角川スニーカー文庫」(KADOKAWA)から発売。
人間と魔族が共に暮らし始めるも、なお絶えない両族間の事件にあたる《特務隊》。 ある夜、事件現場に駆けつけた剣士の隊員・リンが目にしたのはーー血濡れた可憐な吸血姫・ラヴィアと、特務隊員の首なし死体だった。 リンは現場証拠からラヴィアに犯行は不可能と考えるも、彼女は唯一の容疑者にして上級魔族の吸血鬼。 ラヴィア確保を主張する隊長を説得するため、リンはラヴィアと「自分以外の人間の血を吸わない契約」を結ぶ! 行く当てのないラヴィアを住まいに招き、真犯人を捜すために始まった同棲生活。 事件の謎を解きながら、血と情が溶け合う日常は、次第に種族を超えた絆を深めていくーー。 ★『誰が勇者を殺したか』駄犬、驚嘆!! ーーーーーー 幻想と謎に満ちた、蠱惑的な物語。 その手があったかと驚嘆し、美しくも淫靡な描写に心が揺れる。 こっそりと覗くように読んで欲しい。 ーーーーーー