『あやかしの守り姫巫女は犬神様の花嫁』は結生まひろによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はボダックス。「PASH!ブックス」(主婦と生活社)から発売。
高校を卒業した椛は、幼馴染の宗太と、妹の愛琉と三人で、小学生時代を過ごした田舎の祖母の家を訪れていた。思い出の裏山に遊びに行くと、突然強風にあおられ、あやかしが住まう世界に転移してしまう。そこで出会ったのは、白銀色の大きな山犬、銀夜。銀夜は椛の目の前で美しい人間の男に姿を変え、椛に「おまえを俺の花嫁にする」と突然求婚。悪しきあやかしである鬼を封印するためには、姫巫女の血を受け継ぐ椛と結ばれる必要があると、銀夜は語る。動揺しながらも次第に銀夜に惹かれ、姫巫女としての覚悟を決めていく椛と、不器用ながらも一途に椛を想う銀夜の、じれじれ恋愛和風ファンタジー!