『私を嫌い、王家を裏切った聖騎士が、愛を囁いてくるまで』は江本マシメサによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はボダックス。「フェアリーキス」(Jパブリッシング)から発売。
「命に替えてもあなたを守ります」――幼い頃、王女ヴィヴィアにそう誓いながらも、なぜか王家に敵対する大聖教会の聖騎士となった美しき従兄、レイナート。ヴィヴィアはそんな彼への想いを長年断ち切れずにいたが、ある時大聖教会の老枢機卿との結婚話が持ち上がる。国のためになるならと了承しかけるものの、彼女を迎えに来た使者はよりにもよってレイナートだった! けれど彼はヴィヴィアに冷たく接するばかりで、裏切った理由も心の内も明かさず居心地が悪い。せめて枢機卿との結婚を先延ばしにすべく、戦場での奉仕活動に向かったところ、なぜかレイナートも戦場での任務を志願し、ヴィヴィアのもとにやってきて――?