『墓守妻と黄金竜 はめられた花嫁ですが、ご先祖様が助けてくれるようです』は江本 マシメサによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はよはち。「MFブックス」(KADOKAWA)から発売。
謎が多い一族、ヴェルノワ公爵家のご当主様と結婚したのはよかったものの、旦那様はなんと御年八十歳、さらに寝たきりで意識がなく、呪われているという。政略結婚にまんまと利用されたオデットは、意地悪な当主代理から墓守の仕事まで押し付けられてしまう。使用人同然の扱いに辟易としながらも言いつけどおりに霊廟を清掃していると、墓石の一部が崩れ落ちていることに気づく。石の欠片を拾い集め、翌日から修繕に取り組みはじめたら、霊廟で不思議な声が聞こえてきた。 『--酷い目に遭っているお主を助けてやる!』 そしてオデットの前に現れたのは、黄金竜を自称する……丸っこくてぷにぷにのカエルで!? 次々と降りかかる難題も、ケロ様と乗り越えてみせます! 呪われた公爵家に嫁いだ不憫な花嫁のラブ(?)ファンタジー!