『美食学者 朝倉の崇高なる推論』は真楠 ヨウによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はサマミヤ アカザ。「富士見L文庫」(KADOKAWA)から発売。
編集三年目の四葉は、突然の異動に憂鬱だ。異動先はTABEYO編集部。料理がからきしな四葉は活躍できる気が全くしない。 けれどお遣いなら、と原稿回収で「癖の強い監修者」在籍の研究室へ向かうと、血まみれの白衣を纏った異質な人物がいてーーその人こそ癖つよ准教授・朝倉だった。 四葉は動揺しながらも出されたマドレーヌ20個を簡単に完食。すると朝倉はその底なし胃袋に眼をつけ、自分の担当になるよう迫ってきた。 料理科学で作った料理を平らげてくれれば仕事も捗り利害一致だというけれど……? 一章 隠し味のミステリー 二章 血色の呪い 三章 ポトフと対立、それから