『うるうの朝顔』は水庭 れんによる日本の小説(ライトノベル)作品。
「そうやってズレたまま生きていくの?」
たった一秒が、あなたを変える。未来へ踏み出す一歩となる。
奇跡の花と不思議な青年をめぐる再生の物語。
生きていくうちに心も世界も少しずつズレていく。
この物語は、あなたのズレを優しく整えてくれる。
ーー凪良ゆうさん
心の霧を晴らしてくれる、人生のヒントが詰まった物語です。
ーーけんごさん
綿来千晶は、息子に手を上げた夫と離婚したばかりで鬱々とした日々を過ごしていた。彼女は、偶然入った霊園事務所で日置凪という青年に出会う。
親しみやすく価値観の合う凪に、ぽつぽつと悩みを打ち明けると、「ひとつだけ、おとぎ話をさせてください。」と「うるうの朝顔」という不思議な朝顔の種を取り出した。
なんでもその花を咲かせると、現実とはほんの少しだけ変わった過去をもう一度体験でき、その瞬間から始まっていた心の「ズレ」が直るという。
その夜、千晶には、姉が父に殴られた日の記憶がよみがえり……。
第17回小説現代長編新人賞受賞作!
第一章 チョコレートの種 -toxin-
第二章 ルビーの種 -observation-
第三章 汐の種 -spiral-
第四章 いろみずの種 -colorful-
第五章 雨粒の種 -alien-
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 水庭 れん | 出版 | : | 講談社 | ISBN | : | 9784065398630 | 最新刊 | : | 1巻 |
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