『後宮の調達人』は弥生による日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
「ご依頼承りました。あなた様の望むものを調達して参ります」--愛憎渦巻く後宮で、外に出ることができない妃たちのために望む品を届ける調達人、紅姑娘(ホンクウニャン)。善き調達人とは、善く聴く耳を持ち、善く観る目を持ち、善く沈黙する口を持つ。時に人の望みを叶え、時に人の闇に触れ、調達人はあらゆるものを調達する。それがたとえ毒でも、奇跡でもーー。相棒は、素顔を隠した不思議な大男。依頼に隠された謎を解きつつ、どんな無茶ぶりにも応えていく調達人・紅姑娘による後宮ミステリー、ここに開幕!