『離婚前提の夫が記憶喪失になってから溺愛が止まりません』は沖田弥子による日本の小説(ライトノベル)作品。「エタニティ文庫・赤」(アルファポリス)から発売。
経営難に陥った父の会社のため、由梨が不動産会社社長である斗真と結婚して早一年ーー政略結婚とはいえ、それなりにうまくいくと思っていたが、現実は違った。一向に身体の関係を持つことなく、常に夫に冷たい態度を取られる生活に耐えられなくなった由梨は、とうとう離婚を切り出したのだ。しかし翌日、なんと斗真が車で事故に! その影響で結婚してからの記憶が抜け落ち、別人のように優しくなった彼は、妻に過剰なほどの愛を注ぎ始める。戸惑いながらもときめいていた由梨だったが、今度は夜の夫婦生活を求められて……!?