『魔王討伐後の世界に勇者なんていない』は紺野千昭による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はdaichi。「オーバーラップ文庫」(オーバーラップ)から発売。
「お前が死ぬか、私を殺すかーーさあ、選べっ!!」 人類と魔族による『百年戦争』が人類の勝利で終結して一年。 人間軍占領下となった魔族の都市『グレイレイクシティ』に女騎士・セイラが赴任する。 そこで、彼女が命じられたのは魔族マフィアが秘匿するとされる戦争を終わらせた大量破壊兵器『明けの落陽』の捜索と回収。 だが部下の裏切りにより売られることになったセイラは、闇商人・リュカに助けられ彼の奴隷として生きることに! 裏社会で触れてはいけない人物と恐れられるリュカの元で生活をするセイラ。 ある日、彼が『明けの落陽』を世界から消滅させようとしているのを知るが、 そこには『百年戦争』の過去を未だ引きずる彼の決意が隠されていてーー!?