『宇奈月家の人びと』は蓮見恭子による日本の小説(ライトノベル)作品。
銀座のホステス達が〈裏ママ〉と呼んで慕う美容師と、その5人の子供達ーー。 家族経営の美容室〔ヘアーサロン宇奈月〕を舞台に描く、父親不在の“肝っ玉”家族小説! 繁華街の雑居ビルの一角にある〈ヘアーサロン宇奈月〉は、銀座のホステス御用達のヘアセットと着付け専門の美容室。店主の宇奈月益美はその道一筋の美容師だ。ある夏の日、宇奈月家の四女・葉月がどうしても子供がほしいと思い詰め、還暦目前の益美にとんでもない相談を持ちかける。一方、ヘアメイクアップ・アーティストの長女・弥生は、専属契約を結んでいた女優の脱税疑惑に巻き込まれ、突然働き口を失ってしまいーー。夫亡き後、店を守り続ける美容師と母親を支える五人の子供達の物語。 ●本書は、2018年に刊行した単行本『始まりの家』に加筆修正を行い、改題して文庫化したものです。