『箪笥の中』は篠たまきによる日本の小説(ライトノベル)作品。「MPエンタテイメント」(マイナビ出版)から発売。
■震撼の声多数!□ 血は水よりも濃い。この物語を読んでいたら、そんな言葉を思い出しました ー桜井美奈(『殺した夫が帰ってきました』(小学館)著者) 優しい家族、美しい手作りの品々、頼れる親戚、和やかな会話……そういうものがどんどん怖くなりました。 ー尾八原ジュージ(『みんなこわい話が大すき』(KADOKAWA)著者) 姫様桜に集う女性たちの、なんと神々しく畏ろしいことか。その決断力と残酷さがどうしようもなく、美しい。 ー藍内友紀(『不動産奇譚』著者) ■□■□■□■□■□■□ 雛絵は祖母・母親と相性があまり良くなかった。 手先が器用で美しい祖母と母親。親族からもいくつになっても桜嬢、華嬢と可愛がられていた。 一方、雛絵は運動好きで手先は不器用。祖母・母親からも亡き祖父、父親に似てしまったと言われて、疎外感を抱いていた。 ある日、祖母・母親は親族に立ち退き拒否をする住民の相談した。 後日、町で小規模な増水事故が発生。唯一の犠牲者は例の立ち退き拒否をしていた住民だった。 雛絵の小学校時代、高校時代、結婚後と年代別で描かれる、愛と暴力の母娘ホラー。 【担当編集おすすめポイント】 美しいものが爛れ、腐り、落ちていく。 そんな感覚が本作にはついて回ります。 ちょっとした息苦しさにからめとられていくような母娘三世代の物語。 違和感が積み上がりながら、爆発するようなホラー作品。 端整で美しい文章で描かれるおぞましい1冊です。 序 一章 嬢ちゃん 二章 坊や 三章 お婿さん 四章 旦那様 終