『喰 -kuu-』(くう)は、内田俊による日本のライトノベル作品。イラストは漫画家のまりお金田が担当している。MF文庫J(メディアファクトリー)より2010年11月から2011年6月まで刊行された。
叔父が経営する食堂・ひまわりでアルバイトを始めた男子高校生・戌井八千代は、食堂に客として訪れた中学時代の同級生・井ノ原みのりと再会した。店の定番メニューで普通のラーメン8人前相当の「特製ひまわりラーメン」を注文したみのりは、大の大人でも食べるのに一苦労しそうなそのラーメンを難なく平らげてしまう。みのりは《極大引力》(ブラックホール)の二つ名を持つフードファイターだったのである。
すぐれた戦士には例外なく、賞賛と敬意をこめて二つ名が送られる。ある者は"氷山に咲く花"と、またある者は"四つの胃袋を持つ男"と、そして彼女はかつて、こう呼ばれた戦士だった-"極大引力"。大食い少女・井ノ原みのりに魅せられて『過食倶楽部』に入部したハチは、みのりと焼肉バイキングを楽しんでいたある日、"怪物"に遭遇する。大食い勝負を持ちかけられて完敗してしまったみのりは「部活を辞める」と言って、姿を消してしまった。みのり不在で始まる東北大会。ハチたちはみのりが戻ってくることを信じて、4人で戦うことを決意するが-。"極大引力"の復活なるか!?熱血大食い小説第3弾。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 内田俊 | イラスト | : | まりお金田 | 出版 | : | KADOKAWA / メディアファクトリー | レーベル | : | MF文庫J | 刊行期間 | : | 2010年11月25日 - 2011年6月23日 | ISBN(1巻) | : | 9784840135863 | ISBN(3巻) | : | 9784840139380 | 最新刊 | : | 3巻 |
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