『図書館迷宮と断章の姫君』はおかざき登による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はちゅ。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
十六年前出現した『図書館迷宮』の影響で読書魔法が使われるようになった世界-。高校生の刻馬は、幼馴染みの美々子の家の書庫で賊に襲われる。そのとき、一冊の書物がプラチナ色の髪の美少女に変化した!「貴様...よりによって九八ページを見るとは破廉恥なッ!」「怒ると可愛い顔が台なしだぞ」「可愛いとか言うな!」そんなやりとりをよそに、美々子は書物の少女を『読んで』魔法を使おうとするが、少女の魔力が膨大すぎて失敗してしまう。並の書物ではないようだが、イクミと名付けられた少女は自分のタイトルしか覚えていなかった。『自分』を取り戻そうと、イクミは刻馬に協力をせまるが...!?『断章』を求め迷宮に挑むラブコメ冒険ファンタジー。
刃紋も同居するようになって、美々子やイクミもどんどんアプローチが積極的になってきた。迫られる刻馬はたじたじな毎日。そんな折、キングたちと決裂したウィーゼルが、刻馬の元にやってきた。彼女は復讐を果たすために協力してほしいと言う。刻馬はLLL(スリーエル)からイクミたちを守るために、ウィーゼルと手を組むことに。誠十郎も協力して、刻馬たちはLLLと「対決」の準備を進める。一方、『断章』を少しずつ取り戻したイクミは、自分がなんのために作られた書物なのかを思い出し、悩んでしまう。ダンジョン冒険型ラブコメディ、第3弾。