『タザリア王国物語』(たざりあおうこくものがたり)は、スズキヒサシのライトノベル。イラストはあづみ冬留が担当。電撃文庫刊。2010年1月現在で第6巻『乱峰の荒鷲』まで刊行。2016年11月より小説家になろうに続編の掲載のため、まず電撃文庫から刊行された全6巻分の内容を投稿中[注 1]。
戦乱が続くバルダ大陸。その中でタザリア王国は比較的平穏を保っていた。孤児の少年ジグリットはジューヌ皇子と同じ顔をしていたため、騎士団長グーヴァーに王宮へと連れて行かれ皇子の影武者として育てられることとなる。王宮には彼につらくあたる者もあったが、国賊の陰謀を暴くほどのその聡明さは次第に認められる。皇子とともに学問を修め、皇子のように武術を学ぶ。ジグリットは皇子にふさわしい成長を遂げていった。本物の皇子以上に。そして告げられる不気味な予言。その通りにジグリットは皇子と入れ替わってしまう。
蒼蓮華にとんでもないガキがいる-。無法者達に一目置かれているが所詮は山賊。そんな風評を吹き飛ばす、この頃の活躍の裏には一人の少年がいると街では噂がしきり。冷徹で恐れられるザハすら、ジグリットには心を開いていく。それが黒の騎士には面白くないようではあるが。急速に勢力を拡大する蒼蓮華に業を煮やした国王マエフは討伐軍をついに起こす。今までの小競り合いとは違う、正規軍を相手にする-それはジグリット達にとっても大きな決断だった。数、質で圧倒的有利な正規軍を相手に、ジグリットは驚くような作戦を立案するのだが!?ナフタバンナ王国編、いよいよ佳境。
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | tazariaoukokumonogatari |
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