『幸運なバカたちが学園を回す』は藍藤 遊による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はよう太。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。
――矢内総流はかなり特異な運の持ち主だ。たとえば、ソシャゲでお気に入りのキャラが欲しくてガチャを回せば、まったく興味の欠片もないSSRを引いてしまうような、いわゆる“要らない幸運を引く”体質だった。そんな、人とは違う妙ちくりんな幸運を持った総流が――すべてが“運”で決まる学園に入学してしまった! 時間割、食堂のメニュー、席替え、試験......学生生活に欠かせない、ありとあらゆるものが運試しによって決まるというとんでもない学園。そんな学園で総流は、小学校以来の幼馴染と再会する。......が、総流にとっては、それすらも“要らない幸運”だった!? これは、全然嬉しくない幸運を持つ少年と、愉快な仲間の物語。