『吉原百菓ひとくちの夢』は江中みのりによる日本の小説(ライトノベル)作品。「メディアワークス文庫」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
――生きるための食事ではなく、ひと時の幸福のための菓子を作る。江戸最大の花街・吉原で、最も料理が美味いと評判の見世〈美角屋〉。そこで菓子専門の料理番を務める青年・太佑は、日々訪れる客や遊女達のためにその腕を振るっていた。しかし、幼馴染で見世一番の花魁・朝露がひとくちも太佑の菓子を食べていないことに気づく。「食わねえってんなら、食わせてみせるよ。思わず食いたくなるもん作って、美味いって言わせて、昔みたいな満面の笑顔にさせてやる」切ない想いを秘め、懸命に生きる江戸の町の人々にひとくちの“夢”を届ける――とある一人の料理番の、心温まる人情物語。
江戸の吉原一、料理が美味いと評判の見世・美角屋。そこで働く菓子の料理番・太佑のもとには、今日も様々な想いを抱えた者が訪れる。不祥事を起こし落ち目となった歌舞伎役者、最後の登楼にきた馴染みの老爺、初めての客どりを控えた遊女見習い......。 『生きるための食事ではない、ひと時の幸福のための菓子』を作り続ける太佑は、彼らにどんなひとくちの菓子を届けるのか――。 2018年《メディアワークス文庫賞》受賞。心温まる人情菓子物語、涙と感動の第2巻。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 江中みのり | 出版 | : | KADOKAWA | レーベル | : | メディアワークス文庫 | 刊行期間 | : | 2018年02月24日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784048936248 | ISBN(2巻) | : | 9784048939553 | 最新刊 | : | 2巻 |
|
▼ 言語(Language) |
Japanese | : | yoshiwarahyakkahitokuchinoyume |
|