『異世界チート魔術師』(いせかいチートマジシャン)は、内田健による日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2012年4月から連載開始。カバーイラストをNardackが担当する文庫版は、ヒーロー文庫(イマジカインフォス)より2013年6月から刊行されている。2023年12月時点でシリーズ累計部数は360万部を突破している。
いつもの日常を送っていた高校生の西村太一と吾妻凛の二人は、ある日突如足元に現れた魔法陣の影響か、異世界と思しき所へ飛ばされてしまう。冒険者パーティとの出会いで街に送り届けられた二人は、知らない異世界での生活のため冒険者になることを決意。訪問したギルドで冒険者に必要とされる魔力の検査を受けたところ普通でない結果となり、ギルドマスターの指示で魔術師ミューラ付添いの元、魔術師レミーアのところへ案内される。用意された魔力計測器での結果を読み取ったレミーアは、二人ともそれぞれ異なる稀な素養を持っていることを知り、冒険者になれる代わりに二人を弟子として修業を行わせることになった。