『君と僕との世界再変』は音無白野による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は深井 涼介。「角川スニーカー文庫」(KADOKAWA)から発売。
2184年。人の価値は人間性で数値化され、それが通貨にもなり、働かずとも衣食住が保障された楽園――通称《庭国》。 たった一人、数値が《0》の少年・アオは、外敵から国を守ることで生計を立て、ただ生きるためだけの毎日を送っていた。 その任務中、負傷した少女を手助けしたことでアオの日常は激変する――。起こりえないはずのテロ、それを皮切りに庭国の崩壊が始まると告げる少女。「あたしは崩壊を止める為に、今から20年後の未来から来たの。あんたも協力しなさい」 荒廃未来の孤独な少女と楽園世界の無価値な少年、時空の十字路で二人の異端者が出逢う時――世界は、再変される!