『走れ!T校バスケット部』は、松崎洋の小説。2018年時点で小説シリーズ10巻の累計部数が120万部を突破しており、小説を原作とした漫画、ドラマCD、映画作品などのメディアミックスが展開されている。
多田野高校(通称:T校)バスケット部は超弱小チームで、連戦連敗を重ねていた。そのT校に、転校生の田所陽一がやってきた。陽一はバスケットボールの強豪校・白瑞高校(通称:H校)で1年生からエースプレイヤーとして活躍していた。しかし、陽一は親友をいじめから救ったことでH校の生徒のいじめのターゲットとなり、バスケットボールも辞めていたのであった。T校に編入した陽一は二度とバスケットボールをしないと心に誓っていたが、T校の仲間たちとの出会いや、バスケットボールの魅力に惹かれ、弱小チームであるT校バスケット部に加入。陽一の加入によって生まれ変わったT校バスケット部は、全国大会出場に向けて動き出すのであった。