『レッツがおつかい』はひこ・田中による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はヨシタケ シンスケ。
ひこ・田中&ヨシタケシンスケの世界がオールカラーの新装版となって3か月連続刊行!レッツは 五さい。とうさんと かあさんと テレビを 見ていた。「あんなに、小さいのに、えらいねえ」かあさんが 言った。「いっしょうけんめいなのが、かわいいね」とうさんが 言った。テレビには 年少さんみたいな 子どもが 二人 いた。黄色いのと 赤いの。黄色いのが クリーニングやで ふくを わたしていた。(本文より)徹底して子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品たちが、この夏、新装版となって刊行されます。3巻目の「レッツがおつかい」で描かれているのは、5歳のレッツが、ちっちゃな子がおつかいしているテレビをみて、じぶんだってひとりでおつかいくらいできると、ないしょでおでかけするお話。ぜひ、お楽しみください。