『双花斎宮料理帖』は三川 みりによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は凪 かすみ。「角川ビーンズ文庫」(KADOKAWA)から発売。
「おいしい」と笑ってくれたら――それが、私の居場所。父が流罪となり、元服できずにいた真佐智。ある日、当代が異国に嫁ぐため一年後に空位となる、美味宮候補に選ばれる。神に食事を捧げるだけの閑職と知って都へ戻る決意をするも、料理経験のない真佐智は失敗ばかり。そんな中、世話係となった炊部の少年・奈津から「なぜ、美味宮になりたいんだ」と覚悟を問われ......!? 「食」で結び合う少年たちの和風ファンタジー!