『きゃくほんかのセリフ!』はますもとたくやによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は裕。「ガガガ文庫」(小学館)から発売。最新刊は2巻
大きな仕事。されどそいつは曰わく付き! ヨゴレ仕事ばかりを請け負う、うだつのあがらない脚本家・竹田雲太。ある日、彼の元に大きな仕事が舞い込んで来る。だが、その作品はテレビアニメの1期放送後、内輪もめでミソが付いた作品の劇場版。そんな彼のところに「お兄ちゃんが貸したお金を返せ」という少女が押しかけてくる。彼女は、かつて雲太の相棒だった男・近雄の妹である佐江だった。雲太に期待してさまざまな投資をしてきた近雄。それなのに、うだつのあがらない仕事しかしない雲太を見かねて、佐江は雲太を監督しに来たのだという。ただでさえ、曰わく付きの作品の脚本をするので大変なのに、これ以上の面倒が重なってはたまったものではない。しかも佐江は、業界に蔓延する「大人の事情」などお構いなしに、理想論ばかりを押しつけてくる。仕事では脚本会議では振りまわされ、家に帰れば佐江に振りまわされ――。だが、佐江のそんな理想論に振りまわされていくうちに、雲太はかつて近雄を共に戦っていたころの情熱を取り戻していく。業界最底辺で脚本を続けた男の、再起と情熱の物語、開幕!! 【編集担当からのおすすめ情報】 『ゾンビランドサガ』『けものフレンズ2』のますもとたくや氏がおくる、お仕事ラノベです。脚本家の仕事とは? 脚本会議とは? 業界の酸いも甘いも詰め込んだ、クリエイター情熱物語! ご期待ください。
今度の現場は実写ドラマ!? 劇場版「メル探」の仕事を終えたものの、まさかのノーギャラで再び貧乏に戻ってしまった雲太。バイトをしようかと思っていた雲太の元に舞い込んできたのは、やったこともない実写ドラマの仕事だった!? ロケ地の天候、出演者のスキャンダル、打ち切りの恐怖など、アニメとは異なる現場に戸惑う雲太。さらには「視聴率の魔女」の異名を持つ大物脚本家が雲太の前に立ちはだかる。様々な問題に翻弄されながらも雲太は左江との約束を果たすため連日徹夜で執筆する――。脚本家ってやっぱり大変。リアルなお仕事ラノベ第二弾!
▼ 情報(Information) |
著者 | : | ますもとたくや | イラスト | : | 裕 | 出版 | : | 小学館 | レーベル | : | ガガガ文庫 | 刊行期間 | : | 2019年03月19日(1巻発売) | ISBN(1巻) | : | 9784094517774 | ISBN(2巻) | : | 9784094518221 | 最新刊 | : | 2巻 |
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▼ 言語(Language) |
Japanese | : | kyakuhonkanoserifu! |
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