『愛は獣を駆り立てる』は根古円による日本の小説(ライトノベル)作品。「アルファポリス文庫」(アルファポリス)から発売。
深夜残業からの帰り道、交通事故に遭ったトオル。彼は、人間が一人もいない獣人達が住む異世界にトリップしてしまった。たまたまトオルの出現場所にいた、狼獣人の騎士達に保護され当面の生活の心配はないものの、今までとはまったく違うこの世界の常識には戸惑うばかり。それなりに鍛えていたはずの肉体は、獣人達の間では華奢すぎると言われるし、何より、獣人達は、男同士でも番になり一方が子どもを産むことができるようだ。おまけに、トオルが性的に興奮すると周囲の獣人達が発情期になるらしいことも判明し――!?