『聖剣学院の魔剣使い』(せいけんがくいんのまけんつかい)は、志瑞祐による日本のライトノベル。イラストは遠坂あさぎが担当している。略称は「せまつか」。MF文庫J(KADOKAWA)より2019年5月から刊行されている。2022年2月時点でシリーズ累計発行部数は50万部を記録している。
聖神歴447年。神や精霊がまだ存在し、人と魔が争いを繰り広げていた時代。不死者の王レオニスは、己の敗北を悟りつつも未来に可能性を託し、その身を地下深くの霊廟へと封印した。1000年後、魔王軍再興のために封印から目覚めたレオニスだったが、どういう訳かその姿はかつての聖剣士の少年だった頃まで遡行し、世界は荒廃して未知の怪物「ヴォイド」が跋扈しているなど、その様相を大きく変えていた。レオニスは想定外の状況に戸惑いつつも、新たな眷属である少女リーセリアの保護下に置かれる形で、彼女たち聖剣士たちの拠点のひとつである「第〇七戦術都市(セブンス・アサルト・ガーデン)」で生活することになる。