『余物語』(アマリモノガタリ)は、西尾維新による青春怪異小説。〈物語〉シリーズの通巻25巻目として講談社BOXレーベルにて2019年4月に刊行された。イラストはVOFANが手掛けている。
国立曲直瀬(まなせ)大学で迎える初の夏休みの直前、阿良々木暦は家住羽衣(いえすみはごろも)准教授から、自分の三歳の娘を虐待していると打ち明けられる。三日間帰宅していないため、娘の様子を見てきてほしいと依頼を受けた暦は、死体の付喪神・斧乃木余接と合流し、家住准教授の家を訪れる。二人は子供部屋で、衝撃的な光景を目にする。