『越境捜査』(えっきょうそうさ)は、笹本稜平による日本の警察小説のシリーズ。双葉社より2007年8月から刊行開始され、2021年11月に笹本が急逝したことで、2022年4月に刊行された『流転 越境捜査』が最終作となった。シリーズ全9作。
警視庁捜査一課で継続捜査を担当する鷺沼友哉は14年前に起きた12億円を搾取した男が失踪後、死体となって発見された未解決事件の捜査に乗り出すが難航する。真相解明を拒むかのような圧力。それは一体誰が? 神奈川県警の”不良刑事”宮野裕之とともに真実を抉り出す大ヒット警察小説、伝説のシリーズ第一弾。