『ベルサイユの獅子』はなめこ印による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は卵の黄身。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
未来知識を持ちながら過去へ転生した少年シモン。そこで彼は英雄ナポレオンの兄となる――しかし、そのナポレオンは女の子だった! シモンの知る世界とは微妙に違う『ifの世界』。レオナと名付けられた妹は健やかに育ち、やがていにしえの英雄に憧れるようになる。ある出来事をきっかけに自分が『ifのナポレオン』であると知った彼女は、かの英雄を超える真の英雄を目指し始める。シモンは妹を導くために彼女とともにフランス軍に入り、未来知識で戦場の常識を塗り替えていく。これは貴族に支配された18世紀欧州を舞台に、とある兄妹が世界を変える英雄譚――。