『英雄取締部隊』は菊池九五による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は一色。「講談社ラノベ文庫」(講談社)から発売。
かつてのグラン・エスト大陸では、人間と魔族との激しい戦いが続いていた。しかし四英雄と呼ばれる英雄たちの活躍により、百年以上の長きにわたる戦乱に終止符が打たれ、世界に平和が訪れた。世界が復興の兆しを見せていた頃、少年・クロウは職を転々としながら生活していた。その職数、なんと50。しかしある日、英雄マニアの少女・リゼリアと旧友・フィオナとの出会いをきっかけに、王家直属の英雄取締部隊で働くことになる。悪事を働く英雄を取り締まる――それが英雄取締部隊!!悪に手を染め、堕ちていく英雄たち。その経緯、苦悩――平和な世界に、英雄たちは何を求めるのか。