『エンド・アステリズム』は下村智恵理による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は黒銀。「スーパーダッシュ文庫」(集英社)から発売。最新刊は2巻
潤相五雁は全てを投げ出して家を出た。ただ何となく、しかし招かれるかのように。たどり着いた場所で、五雁は金髪の少女・七星茉莉衣と出会う。彼女はあらかじめ全てを知り、出会いは必然だったかのように彼を待っていた。それと同時に、東京に突如として現れた巨大な黒い機械の獣。五雁たちを招き寄せた"リジェンタイル"という存在が、対抗しうる唯一の手段で、この宇宙と世界と人類を守るための最後の希望だった。全てを見晴らす世界の中心、不確かな意識に眠る確かな中心を、七星茉莉衣は見せてくれると言う。記憶にない過去、共に戦う仲間たち、はじめて知る恋の味、それらは果たして本物なのか、嘘なのか。
始まったばかりの夏休み。普通の日常は五雁の罪悪感を刺激し、茉莉衣と"リジェンタイル"に支配された運命への抵抗心を芽生えさせた。幸福へ至る星の導きに背き、第一の戦いの爆心地・渋谷を訪れる五雁。そこで、かつてのクラスメイトであり、自らが起こした傷害事件の被害者の恋人・佐々原蒼子に再会する。五雁は、過去への干渉が不完全であることと、運命を裏切る道の存在を知る。その頃、東京湾には新たな"ディセンター"が出現。戦いの意味、造られた日常、仲間との交錯する想い、そして突如いなくなる伊織。五雁は、無数の迷いと疑問に苛まれながらも、背にした世界を守るための戦いに赴くが-。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 下村智恵理 | イラスト | : | 黒銀 | 出版 | : | 集英社 | レーベル | : | スーパーダッシュ文庫 | ISBN(1巻) | : | 9784086307086 | ISBN(2巻) | : | 9784086307307 | 最新刊 | : | 2巻 |
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