『白銀の救世機』は天埜冬景による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は黒銀。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は3巻
突如として現れた謎の生命体・XENOに支配された世界。人類は感情を失った牲物、ゼノイドへと進化を遂げ、生き残っていた。落ちこぼれの少年、アルツはゼノイドとして生き残るための選別試験の途中、コールドスリープしていた旧人類のナユキと救世兵器『ゼストマーグ』と出会い、世界を変える戦いに巻き込まれていく...。第8回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞受賞作家が贈る、絆で闘うヘヴィバトルアクション、堂々スタート。
フォートレス級との戦闘から三ヶ月。進化し続けるXENOの脅威に晒されながらも、アルツたちの過酷な戦いの日々は続いていた。ある日、クーラが殺されたという一報が、要塞都市から逃れてきたリィザによって伝えられる。ゾットのこれ以上の暴走を止める為に要塞都市へと潜入したアルツたちだったが、そこで重大な事実を知ることになる。だが、それは全てのゼノイドの存亡を賭けた戦いの幕開けにすぎなかった。「大丈夫だ。ゼストマーグは、必ず俺に応えてくれる」想いが繋がるヘヴィバトルアクション、二十年の時を越え、物語は核心へと-。