『すいーとブラッド』は三原みつきによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はREI。「MF文庫J」(KADOKAWA / メディアファクトリー)から発売。最新刊は2巻
「まったく...どういう神経があったら、昼休みから放課後までぶっ続けで居眠りが出来るんだ?呆れるぞ」放課後の教室で、阿部春明は委員長の白峰かおるに説教されている。かおるに命じられて、自分の席周りだけ残されていた掃除をすませた春明が教室を出ると、月宮詩絵が目に入る。いつも制服ではなく白いドレス姿という派手な校則違反娘だ。しかし春明の目の前で階段を下りていった詩絵の姿が消えて!?不思議に思った春明が階段裏を調べた時から、春明はここ紅学園に隠された秘密に巻きこまれることに-。期待の新シリーズ、純血すいーとラブコメディの幕が開く。
詩絵と彼女の眷属となった春明、ハンターのかおるの三人の奇妙な生活がはじまった。詩絵はいつもどおり春明にイチャついてくるのだが、なぜか張りおうとするかおるがお風呂に入ってきたり春明の心は安まらない。そんなある日、詩絵に「春明離れ」をさせる必要があると感じた春明は、ワン子さんからの提案を受けてみんなで遊園地に行って親睦を深めようと考え、女の子たちもどんなお洒落をしようかと盛り上がる。その矢先、春明を強力に敵視する幼馴染みの恋塚希があらわれて-!?純血すいーとラブコメディ第二幕!人と魔物の交流デート。