ギャルに優しいオタク君

「ねぇねぇオタク君」ひょんなことから仲良くなった金髪ギャル鳴海優愛が声をかけてくる。隠れオタクである小田倉浩一は、優愛からはオタク君と呼ばれることにちょっと喜びを感じていた。そんな気持ちを隠して「そ、それで用事は何かな?」と今日も優愛の悩み事を聞いてあげるのだ。ネイルアート、ヘアセット、メイク――オタク趣味を生かして次々と優愛の願いを叶えてゆく。「出来るの!? オタク君マジ最高なんだけど!!!」ギャルの趣味を理解するオタク君の学園青春ラブコメディ原作小説登場!

文化祭も成功し、楽しい日々は続いているがオタク君には一つ大きな悩みがあった。優愛の誕生日が近いのだ! 女子にプレゼントをあげたこともないオタク君は、何をあげればいいのか果たしてプレゼントをあげていいのかもわからない。悩んだ末、優愛と共通の友人であるリコに相談をもちかけてみるが――。誕生日のほか、ハロウィンにさらには第2文芸部でコミフェ参戦! と一年生後半も忙しいオタク君とギャルと仲間達。これはギャルの趣味を理解するオタク君と、オタク君の趣味を理解するギャルの学園ラブコメ第二巻である。