『ドッグライヴ』は藤原健市による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当は夕薙。「スーパーダッシュ文庫」(集英社)から発売。最新刊は2巻
絶望を体験した少年少女に目覚める特殊な力-"J能力"。絶望がもたらした力は、能力を得た者をいっそう深い闇へと導いた。表社会に居場所を無くした彼らが集い、犯罪集団"JUDAS"は生まれた。警察は、J能力者が関わる犯罪をJ犯罪と呼んだが、この犯罪者の多くが未成年であり、見た目では一般人と区別できないため、対処は後手に回っていた。そこで警視庁は特殊青少年対策局を組織し、J能力者に犯罪対策へ協力を求めた。こうしてスカウトされた民間協力者、それがトクショータイの犬である。「J能力なんざ勝手な絶望の末の、身勝手な力だ。そんなものを好き勝手に使うなんて間違っているだろ?」そう考え、トクショータイの犬となった四月朔日咲は、路地裏の影でJ犯罪に立ち向かう。そして咲は、父親のえん罪を晴らすために能力を使って警視庁に侵入した月見里総と出会い-。希望と絶望が交錯する、異能バトルアクション開幕。
四月朔日咲のように絶望により能力を得てしまったものたちを再び闇に染めないため、咲をはじめ犬たちは昼夜を問わず駆け巡っていた。その咲の前に突如として現れ刃を向ける少女とは果たして──。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 藤原健市 | イラスト | : | 夕薙 | 出版 | : | 集英社 | レーベル | : | スーパーダッシュ文庫 | ISBN(1巻) | : | 9784086307222 | ISBN(2巻) | : | 9784086307444 | 最新刊 | : | 2巻 |
|