『殿下の騎士なのに「運命の紋章」が発現したけど、このまま男で通しちゃダメですか?』は夜明 星良による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はさばるどろ。
「どうやら、私たちは運命の相手だったようですね」王太子ヴィンフリートの護衛騎士リアンは、実は女性で伯爵令嬢である。女性は騎士になれないこの国で男として騎士団に入団し、敬愛する王太子の専属護衛騎士にまで成り上がったのだ。だが、ようやく殿下からの信頼も得て騎士としてはこれからという矢先、彼女の手のひらに「運命の紋章」が発現する! 神の祝福を受けた「運命の相手」が出現? 男として生きる彼女はなんとしても隠し通さねばと思ったが、王太子殿下にも同時に全く同じ「運命の紋章」が発現し――。通常は異性間で出るはずの紋章に二人は動揺するが、殿下は思いのほか喜んでいる様子で? 騎士として生きたい男装令嬢×ザ・ピュアな王太子殿下の勘違いじゃなかった恋愛攻防戦!