『はるかかなたの年代記』は白川敏行による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はふゆの春秋。「スーパーダッシュ文庫」(集英社)から発売。最新刊は3巻
「...僕って、トラブルに引き寄せられる体質だったっけ!?」フラムスティード学院の入学式に向かう途中、女性顔に悩む少年・ユウは不良に絡まれる子供をかばう、菫色の瞳の少女・カティアと出会う。超常能力"換象"を用いてユウとカティアを傷つけようとする不良から、同じく"換象"で彼らを救ったのは、クリスという名の少年だった。これをきっかけに友情を育み、共に学園生活を送ることとなった三人。だが、ユウには誰にも言えない秘密があった。それは、ある時から彼の身体に"チョールト"と呼ばれる人格が共生していること。しかし、カティアとクリスにもそれぞれ秘密があって?はるかかなたの物語が、今この時より紡ぎ始められる...。
生徒会長・アレットが所有する別荘にバカンスに訪れたユウたち。休暇を楽しむ一方で、ユウとアレットは"換象"の"共鳴"の習得を試みる。"換象"の効果を増幅するこの現象は、快感を誘発させる副作用があり、二人はそれに恥ずかしがりながらも訓練を続けていた。一方この地では、恐るべき計画が進行していた。そこには「天使の抱擁」と呼ばれる薬物を用いて、街を混乱の渦へと巻き込む「饗宴」を行おうとするカティアの父親、"鉄の王"の姿が...。そんなある夜、ユウは菫色の瞳をした一人の少女と出会う。誰かに面差しの似たその少女に、ユウは目を奪われるのだが...。
▼ 情報(Information) |
著者 | : | 白川敏行 | イラスト | : | ふゆの春秋 | 出版 | : | 集英社 | レーベル | : | スーパーダッシュ文庫 | ISBN(1巻) | : | 9784086305549 | ISBN(3巻) | : | 9784086306300 | 最新刊 | : | 3巻 |
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