『暗号解読士 九條キリヤの事件』は桜川ヒロによる日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はアオジマイコ。「小学館文庫キャラブン!」(小学館)から発売。
暗号解読士と新米刑事が暗号に挑む! 謎多きダイイングメッセージも、不可解な文字の羅列も、意味不明な記号の集まりも、暗号と名のつくものであればどんなものでも、たちどころに誰もが理解できる言葉に変換してしまう大学生の九條キリヤ。暗号に隠された思いや願いまでも鮮やかに解き放つ彼は、警察関係者から『暗号解読士』と呼ばれている存在だ。 四年前に起こった妹の事件を調べるため、警察の民間人協力者となっていたキリヤは、新米刑事の七瀬光莉と知り合い、ともに暗号にまつわる数々の難事件に関わるように。無愛想で人嫌い、そのうえ毒舌家なキリヤだが、裏表がなく真っ直ぐな性格の光莉と行動を共にするうちに、いつしか心を開きはじめる。 そんなある日、光莉から怪しい脱出ゲームが開催されているという話を聞いたキリヤ。参加費は無料なのにクリアすると高額な賞金がもらえるという一日一組限定の脱出ゲーム。キリヤと光莉は会場となる高級マンションに向かうが、やがて事態は意外な方向に動きだして――。 九條キリヤに、最大のライバル出現!? 暗号解読ミステリー、第二弾!
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