『経学少女伝』は小林 湖底による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はあろあ。「MF文庫J」(KADOKAWA)から発売。最新刊は2巻
性別バレをギリギリ回避し、院試を通過した雪蓮と梨玉。 ただし、全6回の試験のうち終わったのはまだ半分。遂に科挙の本試験である『郷試』が始まろうとしていた。独房のような試験会場に放り込まれ、約2週間問題を解くのである。そんな中、臨時の試験官として現皇帝の妹・夏琳英が現れる。女性ながら皇帝の右腕として辣腕を振るう彼女に激励され喜ぶ梨玉。しかし、夏琳英は雪蓮の父を殺害するのに加担した人物でもあり、何か企みがあるのは明白だった。一方、試験会場の外では「黄皇党」と呼ばれるテロ集団が蠢いていた。皇帝の妹とテロリスト。混沌を極める郷試を雪蓮たちは乗り越えられるのかーー!?