『王妹のブリュンヒルド』は東崎 惟子による日本の小説(ライトノベル)作品。イラスト担当はあおあそ。「電撃文庫」(KADOKAWA)から発売。
これは、もう一つの復讐譚。暗愚の女王以降、百年間「神の力」の使い手に恵まれないジークフリート家。王家復興は、神の力の研究所ー人体実験施設、エーテリアムに託された。王家の子供は8歳になると研究所へ送られる。シグルズ王子もその運命に殉じ、3つ下の妹、ブリュンヒルドを同じ目に遭わせまいの一心で実験を耐え忍んだ。シグルズに神の力が発現した、との吉報を受け、兄の帰りを心待ちにしていたブリュンヒルド。しかし王城へ帰還した彼に、かつての優しい面影はなくー。第28回電撃小説大賞“銀賞”受賞の本格ファンタジー、第四部開幕!