『警視庁呪詛対策班 蠱毒と生霊と呪われた物件』は竹林 七草による日本の小説(ライトノベル)作品。「角川ホラー文庫」(KADOKAWA)から発売。
呪いで殺人は合法? 超常現象による犯罪を法で解決するのは、警視庁呪詛対策班。怪異におびえる人々のために非公式に設置された部署だ。担当するのは、怪異嫌いの堅物刑事・大庭と、宮内庁より出向中の元陰陽師刑事の芦屋(と白猫の小春)のバディ。「呪法の悪用」を見抜き、超常現象による事件を現行法で解決へ導く。今回の事件の舞台は、年の瀬になると必ず死人が出るという呪われた町工場、夜な夜な会社の先輩の生霊が不法侵入する部屋、怪異が連続する新築マンション‥‥。警視庁呪詛対策班が追う謎の設計士・宮ノ下(みやのした)宿祢(すくね)との関りとは? 大人気シリーズ第2弾! 目 次 第一章 金蚕蠱は、産業廃棄物となりうるのか? 第二章 生霊によるつきまといは、ストーカー規制法で処罰できるのか? 第三章 耐震構造マンションは、いかにして死体領得をしたのか?